「キャバリアって臭い犬種なの?」
「うちのキャバリア、なんだか匂う気がする…」
そんな悩みを持つ飼い主さんは意外と多いです。
結論から言うと、キャバリアは特別体臭が強い犬種ではありません。
しかし、体の構造的に匂いが発生しやすいポイントがある犬種ではあります。
私はペットホテルスタッフとして、毎日いろいろな犬種のお世話をしていますが、
キャバリアだけ特別臭いという印象はありません。
ただし、キャバリアは
- 垂れ耳で耳が蒸れやすい
- 長い被毛で汚れが残りやすい
といった特徴があり、ケアをしないと匂いが出やすい部位がある犬種です。
この記事では
- キャバリアが臭いと言われる原因
- 匂いが発生しやすい場所
- 自宅でできる匂い対策
を、キャバリアオーナー&ペットスタッフの視点から詳しく解説します。
キャバリアの匂いで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
キャバリアは匂いが強い犬種なの?
キャバリアは特別匂う犬種というわけではありません。
私はペットホテルスタッフとして、毎日いろいろな犬種のお世話をしていますが、
キャバリアだけ匂うということはまずありません

しかし、キャバリアは体の構造的に、においやすい特徴を持つ犬種とは思います
キャバリアがにおいやすい主な理由
① 垂れ耳で耳の中が蒸れやすい
キャバリアは耳が長く垂れているため、耳の中に湿気がこもりやすい犬種です。
通気性が悪くなることで、耳垢や雑菌が増えやすく、耳のにおいの原因になることがあります。
② 被毛が長いため、汚れが付きやすい
キャバリアはシルキーで長めの被毛を持つ犬種です。
そのため、散歩中の汚れや皮脂が毛に残りやすく、放置すると体臭の原因になることがあります。
キャバリアの身体的な特徴が、においの原因をつくる
実際、キャバリアのにおいに悩んでいる方は多い
キャバリアのにおいに悩んでいる飼い主さんは多くいらっしゃいます。
しかし、健康かつ、普段からケアされている子は、強いにおいを感じることはほとんどありません。
日々のケアを適切に行えば、
キャバリアでも清潔でにおいの少ない状態を保つことができますよ♪

私もキャバリアオーナーなので、気を遣っています♪
キャバリアがくさい主な原因


キャバリアの匂いが気になるときは、どこから匂いが出ているのかを知ることが大切です。
実は犬の匂いは、体全体ではなく特定の部位が原因になっていることがほとんどです。
特に匂いの原因になりやすいのは、次の5つです。
- 皮脂や汚れによる体臭
- 歯垢や歯石による口臭
- 耳垢や蒸れによる耳の臭い
- 汚れや菌による足・肉球の臭い
- 皮膚トラブルや耳の病気
皮脂や汚れによる体臭
キャバリアの体臭の多くは、皮脂と汚れが原因です。
特にキャバリアは毛が長いため、被毛に汚れがたまりやすい傾向があります。
の犬種は、被毛の奥に汚れが残りやすいため、体臭が出やすい傾向があります。
歯垢や歯石による口臭
犬の匂いの原因として非常に多いのが口臭です。
犬の口の中は細菌が増えやすく、歯垢や歯石がたまると強い匂いが発生します。放っておくと歯周病の原因になることもあります。
耳垢や蒸れによる耳の臭い
特にキャバリアのような垂れ耳の犬種は、耳の中が蒸れやすく、匂いが発生しやすい傾向があります。
耳の中に耳垢や汚れがたまると、細菌や酵母が増えて独特の臭いが発生することがあります
足や肉球の匂い
意外と見落とされがちですが、犬の足も匂いの原因になりやすい部分です。
肉球の間には汗や汚れがたまりやすく、細菌が繁殖すると匂いが発生します。
皮膚トラブルや耳の病気
犬の匂いが急に強くなった場合は、体のトラブルが原因になっている可能性もあります。
次のような症状がある場合は注意が必要です。
- 体を頻繁にかく
- 皮膚が赤くなっている
- 耳から強い匂いがする
- ベタつきやフケが増えている
このような症状がある場合は、皮膚炎や外耳炎などの可能性もあるため、早めに動物病院で相談することをおすすめします。
キャバリアの耳の臭い対策


キャバリアは垂れ耳の犬種のため、耳の中が蒸れやすく臭いが発生しやすい特徴があります。


耳の中はもともと湿気がこもりやすい場所ですが、キャバリアのように耳が長く垂れていると空気が入りにくくなり、耳垢や細菌、酵母(マラセチア)などが増えやすい環境になってしまいます。
そのため、キャバリアの匂い対策では耳ケアがとても重要です。
対策① 定期的に耳の状態をチェックする
まず大切なのは、耳の状態をこまめに確認することです。
普段からチェックしておくことで、耳トラブルの早期発見にもつながります。
チェックするポイントは次の通りです。
- 耳垢が増えていないか
- 耳の中が赤くなっていないか
- 強い臭いがしていないか
- 耳を頻繁にかいていないか
- 頭をよく振っていないか
健康な耳は、薄い茶色の耳垢が少しある程度で、強い臭いはほとんどありません。



異常があれば外耳炎の可能性も。動物病院で受診しましょう
対策② 耳クリーナーで優しく掃除する
耳の汚れが気になる場合は、犬用の耳クリーナーを使ってお手入れします。
耳掃除は難しく感じるかもしれませんが、見える範囲だけ掃除すればOKです。


※綿棒を耳の奥まで入れるのは、耳を傷つける可能性があるためおすすめしません。
耳掃除の頻度は、週に1回程度の軽いケアで十分な場合が多いです。
ただし、耳垢が多い子はもう少しこまめにケアしてあげましょう。
対策③ 耳の蒸れを防ぐ
キャバリアの耳トラブルの大きな原因は、耳の蒸れです。
特に次のような状況では耳の中が蒸れやすくなります。
- シャンプー後
- 雨の日の散歩
- 湿度が高い季節
- 耳の毛が長い場合
耳の中に湿気が残ると、細菌や酵母が増えやすくなり、臭いの原因になります。
そのため
- シャンプー後は耳の付け根までしっかり乾かす
- 散歩後は耳周りの水分を拭く
など、耳の中を乾いた状態に保つことが大切です。
対策④ 耳に食べ物がつかないようにする


キャバリアのように耳が長い犬は、ご飯を食べるときに耳がフードボウルに入ることがあります。
フードや水分が耳につくと、そこから雑菌が増え、臭いの原因になることもあります。
そこでおすすめなのが、スヌードです。
スヌードを使うと
- 耳がご飯に入らない
- 耳の汚れを防げる
- 被毛トラブルも減る
といったメリットがあります。
キャバリアを飼っている方には、かなり便利なアイテムです。
耳の臭いが強い場合は病気の可能性も
もし耳から
- 強い臭いがする
- 黒い耳垢が増えている
- 頻繁に耳をかく
といった症状がある場合は、外耳炎の可能性があります。
外耳炎は放置すると悪化しやすい病気なので、気になる症状がある場合は早めに動物病院で診てもらうことが大切です。
キャバリアの口のにおい対策
犬の口臭のほとんどは、歯垢や歯石による細菌の増殖が原因です。
そのため、口臭対策として最も効果的なのは歯磨き習慣を作ることです。
対策① 歯磨き
特に私のおすすめが、ビルバックの歯磨きペースト
歯磨きが苦手でも、このペーストなら大丈夫!という子も多いんです✨


また補助的なケアとして
- デンタルガム
- デンタルおもちゃ
などを取り入れると、歯垢の付着を減らすサポートになります。
対策② 飲み水を変える
じつは飲み水を変えるだけでも、口臭予防になります
アニマルウォーターという機械で生成したお水は、飲ませるだけで犬の口臭予防になります


対策③ 口内の乾燥を予防
口の中が乾燥すると、唾液がねばねばして臭くなります。
きちんと水を飲んでいるか、部屋の湿度は適切か(40~60%が最適)チェックしてみてください
水を飲んでくれない場合の、飲ませる工夫
- ウエットフードにする
- 肉や野菜のゆで汁をあげる (味が滲み出ているのかゴクゴク飲みます!)
ちゅ~るの水分補給用おやつはお手軽でおすすめです♩(食べた後は歯磨きを!)
対策④ ペットフードを新鮮に保管
空気に触れたペットフードは脂質の酸化し、劣化します。
口臭の原因になるので、できるだけ空気に触れないように保管します。
真空で保存できるフードストッカーを使うと、手軽に酸化を防いでくれます。
キャバリアの体のにおい対策(ブラッシング+シャンプー)
キャバリアは被毛が長いため、皮脂や汚れが毛に残りやすい犬種です。
そのため、体臭を防ぐには「汚れを溜めないケア」がとても大切になります。
対策① 毎日のブラッシング
ブラッシングには
- 毛についたホコリや汚れを落とす
- 皮脂を毛全体に広げる
- 毛玉を防ぐ
といった効果があり、体臭予防にもとても役立ちます。
できれば
1日1回〜数日に1回を目安にブラッシングしてあげましょう。
特にキャバリアは耳や胸、足の飾り毛が絡まりやすいため、
長毛犬用のスリッカーブラシを使うとケアしやすいです。


対策② お風呂で汚れを落とす
ブラッシングだけでは落ちない汚れは定期的なシャンプーで洗い流します。
体臭が気になる場合は
- 低刺激の犬用シャンプー
- 消臭効果のあるシャンプー
- 皮膚ケアタイプのシャンプー
などを選ぶと、体臭ケアにも役立ちます。
ただし、お風呂の頻度は月に1回が目安
あまり入れすぎると、皮膚が乾燥しすぎてしまいます。
対策③ 耳に食べ物がつかないようにする
キャバリアのように長い垂れ耳の犬は、ご飯を食べる時にお皿に耳が入ることが多いです。
毎食後きれいにしてあげると、匂い予防だけでなく、毛玉などの被毛トラブルも予防できますよ
スヌードをつけると、簡単に耳の汚れを防止することができるのでオススメです。
キャバリアの足・肉球の臭い対策


犬の足の裏は汗や湿気が溜まりやすく、
汚れや菌が増えると独特の臭いが出ることがあります。
対策① 足裏の毛をカット
足裏の毛が伸びすぎると
- 汚れが溜まりやすい
- 蒸れやすい
- 滑りやすい
といったデメリットがあります。
そのため、足裏の毛を定期的にカットすることも臭い対策になります。



気づいたら、足裏が毛でモサモサになっちゃうんですよね💦
こまめにチェックしてあげたいところです
カットの際は、足裏用の小さいバリカンを使用するのがおすすめ!
ハサミよりケガの危険性が低く、初心者でも取り扱いやすいです。
対策② 散歩から帰ったら、足を拭く
散歩後の汚れをそのままにしていると、臭いの原因になりやすいです。



外は雑菌や汚れだらけ💦
我が家では、犬用のウェットシートを使って、簡単にきれいにしています
病気による臭いが疑われる場合の対策
もし
- 急に臭いが強くなった
- ベタつきがある
- 赤みやかゆみがある
- 耳から強い臭いがする
といった症状がある場合、皮膚炎や外耳炎などの病気が原因の可能性もあります。
このような場合は、自宅ケアだけで改善しようとせず、
早めに動物病院で診てもらうことが大切です。
早めに治療することで、臭いだけでなく皮膚トラブルの悪化も防ぐことができます。
まとめ|キャバリアの匂いはケアで防げる


キャバリアは特別体臭が強い犬種ではありません。
しかし、体の特徴から匂いが発生しやすいポイントがある犬種です。
特に注意したいのは次の4つです。
- 耳(垂れ耳で蒸れやすい)
- 体臭(皮脂や被毛の汚れ)
- 口臭(歯垢・歯石)
- 足・肉球(菌の繁殖)
これらは
- ブラッシング
- シャンプー
- 歯磨き
- 耳掃除
- 足裏ケア
など、日常のケアでしっかり予防することができます。
また、
- 急に匂いが強くなった
- 耳から強い臭いがする
- 皮膚の赤みやかゆみがある
といった場合は、外耳炎や皮膚トラブルの可能性もあります。
その場合は無理に自宅ケアを続けず、早めに動物病院で診てもらいましょう。
キャバリアは適切にケアすれば、とても清潔で匂いの少ない犬種です。
日々のケアで、愛犬を快適に過ごさせてあげましょう。




